何周読むんだよってくらいひたすら読んでる

2015/10/27 - かんそうぶん
暗殺教室 16 (ジャンプコミックス)
松井 優征
集英社 (2015-10-03)
売り上げランキング: 142


暗殺がおもしろいよう!

ジャンプがリアルタイムできっとえらいことになっているのだろうなというこのご時世に不動の単行本派ですが(ネタバレがダメなのですべての話を飛ばさず順番に読みたい人)
ほんとーにほんとーに、読めば読むほど面白くて!
最初の1話を見た時から「衝撃的におもしれえ」って思っていたのにも関わらず、さらにどんどんどんどん「…奥が深い…」とズルンズルンのヌルヌル沼にどぼんでございます。
最初は友人に借りて読んでいたのですが、結局全巻買ってしまいました。
買って正解です。これは手元に置いといて、ある程度進んだら前の巻読み返した方が楽しいやつです。

伏線と前振りが美しすぎて意味がわからない…! あと、コマのはじっことかでいちいち小ネタの芸が細かくて実に楽しい。
クラスメイトの顔と性格を把握した状態で序盤を読み返すと、わーこの子とこの子が仲いいのわかるなー、とか。このシーンでこのセリフをこの子が言うのいいなー、とか。一周目で思わなかったいろいろが。すごくたくさんあります。

ビッチ先生がピンチになった時、仕方なく見捨てようとする烏間先生に向かって「ビッチ先生まだ二十歳だよ!?」と、最初に声をあげるのが矢田じゃなくて倉橋なのは、すごく、かわいいと、思います。
あと岡野がさりげに前原とコンビになることが多いのはかわいいな。
ファンブックもたまらなくよかったです。萌えた設定は「協力行動の多い千葉と速水は若干互いに意識しててふたりで出かけたことがある(ただし会話が続かなかったことを互いに気にしている)」と「カルマが奥田に懐いているのは、人柄に攻撃性がゼロだから(=強い警戒心が休まるから)」です。
松井作品はノマカプ厨に優しい。茅野っちを助けた時の渚くんもハイパーイケメンだしそんなのずるい…。
あとは説明するまでもなく、烏間先生とビッチ先生の組み合わせが、とっても大好きです!

キャラやコンビ・カップルへの萌えはつきませんが、個人的にこの作品に抱く一番の印象は「美しい…」です。
物語そのものすべてが、隅から隅まで美しい。
全体の構成も美しいし、ひとつひとつの話の切り取り方も、言葉の選び方も情報の見せ方もすべて美しい。
うっとり…。
そしてこの先も最後の最後までまだまだビックリとうっとりをバンバンやってくれるんだろう、知ってるぞ…。
ネウロ読んでから、松井先生には絶対の信頼を置いてるぞ…。

読み返すと、伏線の張り方はけっこう大胆なのですね。だから何か新しい展開に動くたびに、「ああ、あの時のアレはそういう意味だったのか!」って、けっこう記憶に残っています。
だがしかし、展開が予想できたりとか無難にまとまってしまったとか、そういういうことは一切ない。
はあ…美しい。
わたしはもともと読書の際に、まったく展開予想をしない人なので、他の作品に対してもだいぶ鈍い方ではあるのですが。
でもしかし、この作品きっと熟練の読書覇者でも「えっ!?」って言いますよね? そもそも発想がユニークすぎるもんなあ。
核心を隠す会話がすごくうまいんだよなー。ミスリードもすごくサラッとしたのが緻密に置かれておる。
いちいち丁寧で隙がなく、しかし遊びはたんまりとか。そんなのもう、美しいとしか言えない!
重要なセリフの前後にそれと微妙に繋がったギャグが置かれてたり、他のエピソードで一度小さく伏線回収したりで、うまーい具合にその情報の一番大事な機能を考えさせないというか。小さい山がたくさんあって、それを見ているだけで夢中なのに、いつのまにか山全体がもっと大きな絵画になっていたというか。
視線誘導のうまさに惚れ惚れします。
読めば読むほど無駄がない…。何度読んでも発見がある…。
そして何度読んでも疲労やストレスがない…。たのしい…。

単行本の続きは12月かな? 楽しみだー。うずうずするー。
ちなみに16巻では、わたしの一番好みの男性キャラが、なんとなく悔しいことに、殺せんせーBeforeであったことが発覚しました。なんとなく! 悔しい!!
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